2022.12.23
12年前に姿を消した元妻から「養育費」の請求が…。そこに隠された「ウソ」を見破った男の「怒り」と「逆襲」の中身
再婚した妻に言えるわけがない…
12年前にあまりに理不尽な離婚を突き付けられた足柄憲行さん(38歳)は、当時、生まれた子供の養育費を支払っていませんでした。しかし、その当時は身ごもった妻が実家に帰ってから連絡が取れなくなり、一方的に子どもの親権を奪って憲行さんに離婚を突き付けたことが原因でした。ところが、12年目にして元妻が「養育費」を請求してきたのです。
本来、非親権者は、親権者に対して子どもの養育費を支払うことが前提です。では、憲行さんのケースでは、養育費は支払う必要があるのでしょうか。前編「結婚相談所で出会った「元妻」がヤバすぎた!うかつな「デキ婚」、一方的な「離婚」の果てに突き付けられた「12年後の養育費」の身勝手な中身」に続き、見ていきましょう。

<登場人物(相談時点。名前はすべて仮名)>
夫:足柄憲行(38歳。公務員。年収600万円)☆今回の相談者
妻:足柄由紀子(50歳。専業主婦)
元妻:平木真子(36歳。不明。12年前は専業主婦)
長女:平木若葉(12歳。小学生。憲行と真子の子)
元妻の父:平木健(68歳。年金生活)
夫:足柄憲行(38歳。公務員。年収600万円)☆今回の相談者
妻:足柄由紀子(50歳。専業主婦)
元妻:平木真子(36歳。不明。12年前は専業主婦)
長女:平木若葉(12歳。小学生。憲行と真子の子)
元妻の父:平木健(68歳。年金生活)
突然、元妻に養育費を請求されて最初に考えたことは、再婚した今の妻のことです。もし、このことを正直に話せば、元妻が突然、自分のもとを去ったのと同じようなことがおこるのではないか。
憲行さんは12年前のことが今でもトラウマになっていました。そもそも子どもを持つことが恐ろしくなり、子作りを望まない12歳も年上の女性(結婚当時44歳)を再婚相手に選んだのもそうした理由からでした。