アジア最高水準の「男女平等」
そこで、もっとも客観的な資料が、国連開発計画(UNDP)が発表した、韓国の性平等の現状である。
韓国は、2015〜2020年まで、アジア1位、世界10位、2021年は世界11位を記録しており、アジア最高水準の男女平等を成就している。
他の統計資料でも、韓国人女性の社会進出が勢いを増していることはわかる。「2017年行政府国家公務員人事統計」によると、女性公務員の割合が、政府樹立以後、初めて全体の50%を突破して、現在に至っている。
また、ほとんどの先進国も似たようなものだが、韓国の教育界では、幼稚園などの入学前の女性教師の割合は99.0%、小学校女教師は77.5%、中等学校は70.8%。韓国の男子学生は、幼稚園から高等学校を卒業するまで、男性の担任教師に一度も出会うことがない割合が、60%を超えるという。