2023.01.01
ニューイヤー駅伝が10倍楽しくなる「カイシャ的豆知識」
エース経済記者と駅伝好き編集者の雑談ゴールはニューイヤー駅伝のほうが面白い
1月2日&3日に行われる箱根駅伝ファンにとって、その前日のニューイヤー駅伝こと全日本実業団駅伝は箱根駅伝の同窓会のようなもの。
りりしい鉄紺姿だった服部勇馬選手がド派手走り屋風ユニのトヨタ自動車で走っていたり、フレッシュグリーンのさわやか青学メンバーが大量にブラックユニのGMOに登場したりと「おおお~なんだか学生時代と違う! 大人になるってこういうことなんですねぇ」と勝手に保護者目線になってしまいます。

増田明美さんの小ネタ炸裂、ゴール直前での熱いつばぜり合いもお約束。一斉になだれ込んできて何位と何位なんだか多すぎて全然わかんないけど、とにかく隣を走ってる奴に抜かれるわけにはいかん! というランナー魂全開の様子に、見ているこちらも胸アツです。
出場校数が少ないせいか、ゴールの団子状態が生まれにくい箱根駅伝より、むしろラストはニューイヤー駅伝のほうが絶対面白い、とあえて言い切ってしまいましょう。
さて、そんなニューイヤー駅伝。正式には「全日本実業団駅伝」。当然ながら、チームは企業単位です。そんな中で、いつもテレビの前で気になっていたのが、「・・・・この企業、何のカイシャ?」という疑問。「NTN」も「中央発條」も「サンベルクス」も「中電工」も「黒崎播磨」も、ニューイヤー駅伝ファンにはおなじみの名前ですが、冷静に考えたらどういうカイシャなんでしょう???
そこで今回は、週刊現代の経済エース記者・藤岡雅さんにおそわりながら、上州路を疾走しているランナーの企業についてお話ししていきます。