恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン4に参加し、タレントとして活躍するシンディ(桑原茉萌)さん。

7年前の高校3年のときに、婦人科系の病気にかかり、死を間近に感じる経験をしたという。その病名は、「卵巣腫瘍」。第1回目の前編では、病気とは無関係の日々から突然の病気発覚の経緯を寄稿してもらった。後編では、18歳で30センチの腫瘍がお腹にあると告知されたときの気持ちと、闘病を告白をしようと思った経緯を綴っていただいた。

『バチェラー・ジャパン』シーズン4に出演し、タレントとして活動しているシンディさん。写真提供/シンディ

※医療監修:厚生中央病院 神田理恵子医師

 

「なぜ気づかなかった」と言われても……

病院で卵巣腫瘍と告げられたときに、
「どうしてもっと早く(病院に)来なかったんですか」
「うちの病院では対応できません」
「早急に手術が必要です」
と先生から言われたことが今でも忘れられません。

対応できないって何? それほどひどいってこと?
手術って何? 体に傷がつくってこと?
卵巣を手術するってことは、将来子どもが産めないってこと?

当時、私はまだ高校3年生の18歳で、医学的な知識もなければ、まさか自分が病気になるとも思っていませんでした。もう頭の中には「わけがわからない」がいっぱいになりながら、レントゲン写真に映るお腹の黒いモヤモヤした部分を見つめていました。

最初の病院では対応できない、と告げられ、紹介状を書いてもらい病院を2ヵ所巡り、最終的に地元の市立病院でお世話になることが決定しました。

それからは初めてやる検査、説明も聞いたことがない言葉ばかりで、毎日不安が募りました。特に、造影剤を投与して撮影するMRI検査では、検査中のものすごい音と閉塞感でパニックを起こしそうになったことをよく覚えています。

「高校時代の頃の写真。学校行事とディズニーランドが大好きでした」写真提供/シンディ