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文系?理系?AO?大学受験志望校の選び方・東大卒予約の取れない家庭教師が回答
2023.01.24

中高6年間の過ごし方4

文系?理系?AO?大学受験志望校の選び方・東大卒予約の取れない家庭教師が回答

コロナ禍でも過去最高の受験率となった2022年度の首都圏中学入試。首都圏に限らず、今や小学生のいる多くの家庭では「中学受験」「中高一貫校」の話題と無縁ではいられなくなっている。

東京大学を卒業後、大手塾で人気講師となった後にプロ家庭教師としても予約殺到、SNSでも「ジュクコ」として人気の長谷川智也氏が上梓し、大反響の『中学受験 自走モードにするために親ができること』(講談社)。これに続く新刊『自考モードにする中高6年間の過ごし方』(講談社)では、「中学受験、その先」の有効な過ごし方など、すべての中高生家庭やその準備中である小学生家庭も知っておいてほしい内容を凝縮して紹介している。

本書より数回に分け一部抜粋、加筆改訂して紹介する連載記事。第4回、第5回では中学受験などを経て始まった中学・高校の6年間にありがちな、進路に関する悩みと回答を前編・後編で紹介する前編では、「志望大学の決め方」をお伝えする。

文系?理系?AO入試?志望大学はどう決めればいいのか

長年中学受験の小学生家庭や、その後の中学生、高校生家庭にも多く接してきたため、その間に生まれる悩みや疑問も多く受けてきました。『自考モードにする中高6年間の過ごし方』(講談社)の中からいくつかを紹介します。みなさんのお子さんのヒントになれば幸いです。

Q文系に進むべきか理系に進むべきか、悩んでいます。どう考えたらいいですか?

ネットの統計データなどを見ると、文系人口と理系人口の割合はおよそ7対3くらい、理系のほうが圧倒的に少ないです。
しかし今、大学文系学部は縮小傾向、データサイエンスやAI技術を扱う理系学部は拡大傾向にあります。つまり理系人口は少ないのに、受け皿は拡大しているので、相対的に理系のほうが競争率は低く、そのぶん「良い大学」に入りやすいと言えます。
もし文系か理系か気持ちが半々ならば、大学受験の戦略という意味では「理系」をオススメします。

Photo by iStock.

また一般的に、文系よりも理系は受験科目が多く要求されます。「数学3C」のレベルの高さにビビる子も多いのですが、フタを開ければ、そのぶん平均点は低い傾向にあります。超難しいものは解けなくても「差をつけられさえしなければいいんだ」と考えて、粛々とこなせば「なんとかなるかも」と思えてくるでしょう。
ちなみに理系出身者のほうが、総じてその後の平均収入の額も高いというデータもあります。

また、高校3年生になってから進路を変更するにしても、理系から文系に変更する「文転」はしやすいのですが、その逆はキツいでしょう。仮に現在文系志望と決まっていても、数学はなるべく取るようにすると良いです。
これからの世の中は「数学的素養」が重んじられますし、文系学部でも経済学部を中心に、数学を必修とするところが増えてきています。
とお伝えしつつ、本来進路は、将来なりたいもの、本気で興味のあることから逆算して決めるのが一番です。やりたいことがはっきりしている子は、ここで僕の言うことなど気にせず、自分の道を突き進んでいきましょう。

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