オンライン英会話スクール講師・mamiさんによるFRaU web連載「シンプルなのに伝わる英会話レッスン」(毎週金曜更新)では、初心者でも覚えやすいシンプルさで、確実に伝わる短い英会話を提案しています。

英単語の中にはスペル(綴り)が一文字だけ違うなど、よく似ているけれど意味が全く異なるものがあります。そこで今回は、スペルが似ていて紛らわしい英単語について解説。読み間違えや書き間違えを防げるように、それぞれの単語の意味をしっかり覚えましょう。

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★mami流・英語を話すときの心得★
「間違えないように言わなきゃ」と気負う必要は全くありません。一番大事なのは「相手に伝えること」。カタコト英語でも問題ナシ! 「英語がしゃべれないから……」と、困っている外国人を見て見ぬふりせず、積極的に話してみましょう。

 

もう間違えない!紛らわしい英単語を解説

「adapt」と「adopt」、「advice」と「advise」など、スペルは似ているのに意味や使い方が違う単語ってたくさんありますよね。今回はそんなスペルが似ている単語の中から、いくつか例に挙げてその違いを解説していきます。

【1】「adapt」と「adopt」

【解説】「adapt」と「adopt」は、似ているようで意味や使い方が全く違います。「adapt」は「適応する・順応する」という意味で、「adopt」は「(案などを)採用する」という意味になります。また、「adopt」には「養子にする」という意味もあります。2つの単語の意味の違いを認識しておきましょう。

【2】「advice」と「advise」

【解説】この2つの単語の違いは「品詞」です。「advice」は「名詞」で「アドバイス」「advise」は「動詞」で「アドバイスをする」という意味になります。発音の仕方も少し違うので気をつけましょう。

【3】「bleach」と「breach」

【解説】この2つも違いが分からない方も多いかもしれませんね。「bleach」は「漂白する」という意味で、日本語でもなじみがありますね。一方、「breach」は「違反する・侵害する」という意味があります。全く意味が違うので混同しないように気をつけましょう。

今週はここまで。mamiさん監修「シンプルなのに伝わる英会話レッスン」は毎週金曜日に更新!

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