30歳の専業主婦が絶句した…『幼児教室』で出会った「仲のよいご近所ママ」が放っていた衝撃の一言
子どもがいる家庭を悩ませる教育費問題。
「自分で考え、表現する人間を育てる」を目標に非認知能力を高める教育に注目が集まっているものの、従来の詰め込み型教育を受けて育った親世代にとっては、子どもに何を与えればよいのか悩むことも多い。
都内在住の専業主婦である、ユカさん(仮名、30歳)も、我が子の育て方で悩んでいたという。「非認知能力」を高める教育や、その手法についてをインターネットなどで調べていたユカさんだったが、自分ひとりでまかなえるようには到底思えず、ひとまず幼児教室に通うことにしたという。
幼児教室のプログラムに満足していたが、その一方で同じクラスのママ友のマウントに疲弊したという。その詳細は<【前編記事】『30歳の専業主婦が絶句した…月謝の高い「幼児教室」で起こった、母親たちの「マウント地獄」』>でお伝えしたとおりだ。
乗っている車の品定めや同じ服装など「幼児教室ママの暗黙」も多く、その空気に馴染めずにいたユカさんだったが、たまたま同じ地区に住むご近所ママと知り合い、気軽に幼稚園について聞いたところ、お茶を濁されてしまいのちに有名私立の幼稚園の受験を検討していることが判明。
教育方針は各家庭それぞれと、その時は特に気にしていないユカさんだったが…。
「ご主人のお仕事は?」
教育方針は家庭によって違うことは理解していたユカさんは、似た価値観のママ友たちと交流するようになっていった。しかしお受験組とそうでない組が何となく別れ始めた頃、衝撃の事実を知ることになる。
「お受験組のママたちグループから、名指しで私は”ぼーっと生きてる人”と、陰でバカにされていたことを知りました。そんなに幼稚園受験が偉いのでしょうか……」
ご近所のBさんもそのグループの一人であり、陰口を言われたことはショックだったものの、一方でお受験を考えていないママたちが他にも居たので、居場所がないというほどのダメージではなかったそうだ。
お受験ママたちとは一線を置いたユカさん。この件をきっかけに仲が深まり、やっと楽しく交流できるママ友たちに巡り会えたと思ったはずが、高級メーカーであるサイベックスのベビーカーをオシャレに使いこなす、IT関連会社の経営者の妻であるCさん(30代、女児ママ)のある一言がきっかけで崩れていく。

「なんとくお受験組とそうでない組でグループが分かれて、親睦も深まった頃に、突然Cさんが『ご主人のお仕事は?』と聞き出したんです。夫の職業や仕事の事情などは、暗黙でタブー視されていた話題だっただけに、場がシーンとなりました。
気まずさからか、あるママが『○○銀行(大手)だよ』と応えたんです。すると、他のママも『公務員だよ』と続けて回答。流れ的に私も答えなくてはいけない状況になりました」