2023.01.19
# 経済 # 企業

「働かないおじさん」はなぜ増えるのか…50代会社員が直面する「仕事の意義を見失う」という大問題

〈年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就業率は45%、80代就業者の約9割が自宅近くで働く――。〉

9万部突破のベストセラー『ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う』では、多数の統計データや事例から知られざる「定年後の実態」を明らかにしている。

注目集める「働かないおじさん」問題

「働かないおじさん」問題がたびたび注目を集めているが、日本企業は中高年社員をどうするればいいのか。

ほんとうの定年後』では、定年制度や日本型雇用の課題を指摘し、「定年前」の50代が直面する苦悩についても論じられている。

〈日本企業が厳格な年齢管理を手放さないその理屈を追っていったとき、まず直面するのは、日本社会が少子高齢化に直面するなか、企業においても社内の年齢構成のバランスが崩れているという事実である〉

〈年齢構成のひずみの拡大に応じて、企業としても役職適齢期を迎えている中堅層を十分に処遇しきれなくなっている。これまで企業のために尽くしてくれた従業員に対して職位で報いることができないということになれば、中堅層のモチベーション維持に困難が生じる〉(『ほんとうの定年後より)