5歳の娘と3歳の息子を育てながら、子育て漫画をブログインスタグラムで発信している漫画家・イラストレーターのはなゆいさん。子育てに奮闘する日々のなかで、子どもたちから学んだことや思わず笑ってしまったこと、感動したことなどをユーモアを交えて漫画にしています。その内容に共感する人や、はなゆいさんの子育てワザを参考にするママも多く、インスタグラム(@yuihanada7)も大人気。

今回は、2歳離れた姉弟を育てるはなゆいさんが、「ママが大好き」と甘えたい盛りだった2人の子ども(上の子が4歳、下の子が2歳)のあやし方に苦戦していた頃のお話。悪戦苦闘しながら発見したワザをお伝えします。

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2人とも大切なのでどちらかを優先なんてできない

こんにちは。現在、5歳の娘まる子と3歳の息子おーちゃんを子育て中のはなゆいです。今回は、まる子が4歳・おーちゃんが2歳のときに、甘えたい盛りの2人への接し方について悩みながら生み出したテクニックについてお伝えします。

 

2歳差育児は、年が近いため同じ遊びを共有できるというメリットがあると言われています。でも、それはある程度大きくなってからのことなのかもしれません。

なぜならば、小さいうちはどちらも赤ちゃんのような存在。自分のことだけ構ってほしいと思うのは当然のことだと思います。

でも、ママにとってはどちらも大切なので、上の子を優先すれば、下の子が不憫に。かといって、下の子を優先して上の子を我慢させるのもかわいそう。というわけで、子どもが小さいうちは、私も板挟み状態になることがよくありました。

そんなジレンマを抱えていた私が発見したのが、上の子も下の子も同時にかわいがれる、2歳差育児の奥義。その名も「無音可愛がり」でした。

どんなものかというと、上の子を刺激しないようにしつつ、下の子を可愛がるというスグレ技です。ただ、心にチクリと罪悪感を感じる場面もあったり、なかったり……。我が家の成功例ではありますが、参考になればと思います。

漫画/はなゆい