2023.01.23
# 日本株

「株の達人」が選んだ、これから狙い目な日本株「40銘柄」を実名公開しよう…!

今から仕込んでおけば…

「悪い円安」から一転、日銀の為替介入と実質利上げで、円高傾向が加速している。超低金利が長らく続いてきたため、突然の「利上げ相場」に困惑している人も多いはずだ。前編『日本株、「金利上昇」にも勝てるプロ厳選「最強銘柄」を実名公開する…!』に続き、株のプロたちが先行きを見通す。

円高メリットを享受する銘柄

ちばぎん証券元顧問の安藤富士男氏が言う。

「金利上昇で、円高になれば輸入企業に大きな恩恵をもたらします。円安に苦しんでいた企業のなかには、一気に業績を回復させるところが出てくるでしょう。私はそのなかでも、電力会社を選びたい。とくに関西電力中部電力のメガ電力です。両社は円安と燃料費高騰による業績悪化で、3月の期末配当を『未定』としていますが、円高メリットを享受して配当を継続する可能性があります。

他にも九州電力はテーマ性があり、面白いかもしれません。熊本県では台湾の半導体メーカーTSMCなどが工場を建設中です。管内の電力需要が増えることで、九電の業績が長期的に向上することも期待できます」

 

智剣・Oskarグループ主席ストラテジストの大川智宏氏も円高メリット銘柄を挙げた。

「繊維大手の東レは、円高反転と原油価格の下落で、原材料価格を抑えられる恩恵を受けます。森永乳業は、今期決算こそ減益予想ですが、円高で原材料価格が低下すれば利益率も回復するでしょう。同社はベトナムやインドネシアでの売り上げも好調です。アジアの新興国は米国の金利上昇がピークアウトすることで、いったんは落ち込んでいた景気が回復することも期待できます」

家具大手のニトリホールディングスや格安イタリアンチェーンを展開するサイゼリヤも円高の恩恵を受けそうだ。

「ニトリは海外で家具を生産し、輸入して国内販売することから、円高メリットの代表的な銘柄です。日銀が為替介入に踏み切った昨年9月から上昇基調ですが、同社は1円円高になると約20億円も利益が増えるとされ、円高基調が続くなら、まだまだ株価の上昇余地はあると思います。

メニューの多くを輸入食材に頼るサイゼリヤも円高が恩恵になる銘柄です。値上げを控えていましたが、そのおかげで顧客が増えている効果もあります」(カブ知恵代表の藤井英敏氏)

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