【発生確率77%】南海トラフ地震後1週間以内に続発する巨大連動地震「もうその前震は始まっている」

全国で巨大地震が連発

南海トラフ地震は近い未来、必ずやってくる。しかし、本当に恐れるべきは、その地震を起点に日本各地に次々と襲いかかる「連動地震」だ。もはや我が国に安全な場所などないのかもしれない―。

「南海トラフ地震とそれに連動する地震について、『いつ起きてもおかしくはない』などと悠長に言っている場合ではありません。巨大地震が確実に来るものとして備える必要があります」(東京大学名誉教授の佐藤比呂志氏)

政府の地震調査委員会は1月13日、今後20年以内にマグニチュード9の南海トラフ地震が起きる確率を「60%程度」へ引き上げた。立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏が語る。

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「すでに予兆は確認されています。紀伊半島から四国、九州といった南海トラフ沿いのエリアでここ数年、深さ30~40kmを震源とする地震が増えています。これはフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む地点の深さであり、南海トラフ地震の前震が始まっているとみていい」

南海トラフとは、静岡県の駿河湾から九州の日向灘沖まで伸びる水深4000m級の巨大な海溝のこと。フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込むことによって形成され、1854年の安政東海地震以来、168年もの間、ひずみが蓄積され続けている。そのひずみに耐え切れず、フィリピン海プレートが跳ね上がることで、マグニチュード8~9の巨大海溝型地震が起きるとされる。

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