2023.01.27
「50代・バツイチ男」が再婚してハマった「地獄の慰謝料」と「前妻の逆ギレ」、その泥沼の中身
行政書士の私に、最近、50代のバツイチ男性が再婚して妻の姓を名乗りはじめた人から相次いで相談がありました
その一人の木村幹也さん(52歳)は、逃げるように家を飛び出した前妻に離婚を突き付けられ、月8万円の慰謝料を払っています。ひとり娘の親権まで奪われてしまいましたが、なんとか定期的な面会を許してもらえました。
ところが、最近、可愛かった娘まで豹変し「おカネ目当て」になってしまいました。
これからも娘との面会はつづけていくのか、木村さんがとった決断とは。
前編記事『毒嫁との「完全決別」を決めた「50代・バツイチ男」が、再婚で「妻の姓」を選んで感じた「本当のしあわせ」のかたち』に続き、見ていきましょう。

「ぼくはATMになりはてました‥‥」
幹也さんはこう言います。
「子どもとちゃんと面会できたのは最初だけでした。1年も経つと『早く帰りたい』というようになって…」
離婚時、娘さんはまだ12歳。
そして離婚から1年間、幹也さんは食事や買い物をしたり、映画を見に行ったり、子どもと楽しませることを第一に考えたそう。ところが、明らかに様子がおかしくなっていきました。
例えば、娘さんは次第にスマホの画面を見て、ワイヤレスのイヤホンをつけ、時計の時間ばかりを気にするようになります。その内、コンビニで待ち合わせして、そこでこづかいを渡すと「それじゃ」と解散するようになりました。