それで家族と話し合って、一年間、どんな使い方をするのかを記録してみて大丈夫だったら固定電話を解約しようと決めました。今から3年前の話です。
ふだん漠然と「セールスの電話しかかかってこない」と思っていたのですが、記録をしてみると想定外に重要なポイントがいくつか発見されるようになります。

固定電話が担っていた「意外な役割」
まず大きかったのが訃報です。
親戚の誰々が亡くなったといった遠い親戚からの重大な連絡はまず間違いなく固定電話にかかってきます。固定電話をなくしてしまうと不具合がおきそうです。そこで年賀状にひとこと「電話が変わりました。固定電話はかからないのでお手元の情報を書き換えてください」と添えて携帯番号を伝えるように変更しました。
まだ、解約する前ですが、先に告知をしてまわったわけです。
実はこの告知について念には念をということで2年目も固定電話を契約したまま年賀状で再度告知をしました。直前に訃報が固定電話にかかってきたからです。
それでも2年目以降は重要な電話連絡はすべて携帯に入るようになってきました。
次に地味に困ったことがコールセンターへの問い合わせです。