2023.01.29
# 年金

「年金」に“5.5%”の超高金利がつくケースも…! 退職金を「年金」「一時金」で“超お得”にもらう凄テク

会社員がなるべく得して受け取りたいと悩むのが、企業年金・退職金のもらい方だ。
会社の退職給付制度には大きく分けて「退職一時金制度(退職金)」と「企業年金制度」がある。

また恵まれた企業では、二つの制度を併用している場合もある。

退職一時金制度は退職金を一括でしか受け取れないのに対し、企業年金は、受け取り方がある程度自由に決められる。

では、企業年金(退職金)の受け取り方が選べる場合、どう受け取るのがお得なのだろうか。『役所や会社では教えてくれない!定年と年金 3つの年金と退職金を最大限に受け取る方法』を監修した大江加代さんと、その夫で経済コラムニストの大江英樹さんに、具体的な受け取り方を教えてもらった。

 

退職金は「年金」「一時金」のどっちがトクか…?

大江加代さんが言う。

「よく、“退職金は一時金でもらったほうがお得!”といわれることがあります。

それは、退職金を一時金でもらうと、退職所得控除という大きな非課税枠が使えるからです。

退職所得控除は、勤続年数が長いほど控除が増えるしくみになっています。

たとえば、勤続30年の場合、退職金が1500万円以内であれば、所得税はかかりません。大学卒でずっと同じ会社に38年勤めたという人なら、2060万円まで非課税です」

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