2023.01.28

ZARD『負けないで』がリリースから30年…歌詞もメロディも全部最高だった!

平成を代表する名曲を語り尽くす

聴く者に寄り添って、励ましてくれる曲は、ZARDの『負けないで』をおいて他にない。自然と勇気が湧いてくるのは、素直で純粋な言葉がロックの音とともに力強く響くからだ。リリースから30年の節目に、そんな名曲を語り尽くそう。

寺尾広(てらお・ひろし)/音楽制作ディレクター。(株)ビーイングで、ZARDやT-BOLAN、WANDS、FIELD OF VIEWなどの音楽制作を手掛けた。現在は(株)ギザに所属

チャンカワイ/'80年、三重県生まれ。コンビ「Wエンジン」のボケを担当するお笑い芸人。ZARDの熱烈なファン。近著に『神さまが惚れてまう48のポイント』がある

伊藤博伸(いとう・ひろのぶ)/'53年、東京都生まれ。音楽ライター。過去、坂井泉水に何度も取材した。日刊紙「琉球新報」の副読紙「週刊レキオ」で「マハロな音楽」を連載中

『負けないで』/'93年1月27日にリリースされた、音楽ユニットZARDの6枚目のシングル曲。ドラマ『白鳥麗子でございます!』(フジテレビ系)の主題歌として、オリコンの週間チャートでは初登場から10週連続でトップ10に入り、165万枚を売り上げた

165万枚の大ヒット

チャン ZARDの名曲『負けないで』のリリースは'93年1月ですね。あれからちょうど30年が経つけれど、その魅力は少しも色褪せません。ZARDの曲は思春期に女性心理を学ぶ「教科書」として何度も聴きましたが、40代になり先輩・後輩に挟まれてプレッシャーを感じる今が、一番心に響くんです。

伊藤 僕はライターとして、坂井さんに何度もインタビューさせてもらいました。『負けないで』はメロディと歌詞が互いに高め合って、大ヒットするなと思いました。実際、165万枚というZARD最大のヒット曲になり、今も多くの人にとって「人生の応援歌」です。

Photo by iStock
 

寺尾 私がディレクターとして坂井さんに初めて会ったのは、デビュー前の'90年秋でした。彼女が23歳の頃で、ミニスカート姿だったことは記憶していますが、その時はあれほどの美人だとは気付かず、背筋が伸びて姿勢がいい人だなという程度。マイクに向かうと、とても通る大きな声が響き、おとなしい印象とのギャップに驚きました。

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