2023.02.11
韓国が「日本を超えた」のウラで、「在日3世」の私が直面した“韓国の悲しい現実”と“反日と親日に揺れる人たち”…!
「反日」と「親日」の狭間で…
最近、韓国から日本に旅行したいという若者が増えているという。
円安効果はもちろんだが、韓国内でもいまや「反日」ばかりを訴える人たちへの不信感が募り、韓国の若者たちの目が日本に向き始めている面がある。
一方で、文在寅政権以来の「反日・不買」ムーブメントを再び巻き起こそうとする勢力も韓国内には依然と存在していて、大手を振るって「いざ日本へ!」とは言いづらいムードもいまだにあるようだ。

韓国内では、韓国から海外へ移民した韓国人を指してよく「ニューカマー」という。最初はどんな意味かよく理解できなかったが、韓国内に限っては、海外で生まれ育った者たちと新しく海外に渡った者たちを区分けする意味で使われている様だ。
昔はよく理解できなかったが、いま思えば、韓国人はなにかと本国人と外者(そともの)を区別したがるのかも知れない。私は韓国で「在日」として、そうした現実を何度か体験してきたからだ。
それだけに、いまだに韓国も北朝鮮も朝鮮総連も民団も叫んでいる「ひとつの民族」というのは「いったい何なのか」という疑問を強く抱えている。