イーロン・マスク(のAI)がテスラ株急落の責任を認めた…!最新対話型人工知能「Character.AI」のズバ抜けた性能に驚愕

AIの実力を測るテスト

昨年末に公開されて注目を浴びる対話型AI「ChatGPT」など、再び研究開発が勢いづいてきたAI(人工知能)。その性能を推し測る目安の一つが「チューリング・テスト」だ。

これは英国の伝説的な数学者・コンピュータ科学者のアラン・チューリングが1950年頃に提案したもので、AIを搭載したコンピュータのような知的機械が人間のように考えることができるかどうかを判定するためのテストである。

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チューリング・テストには3つのバージョンがあるが、最もよく知られているのは「標準解釈(standard interpretation)」と呼ばれるものだ。

そこでは審査員(人間)が壁、あるいはパーティション(ついたて)を挟んで相手と向き合う。その相手は人間かもしれないし、知的機械(AI)かもしれない。いずれにせよ、試験官には相手が見えないので、そのままではどっちかわからない。

そこで両者は会話を交わす。ただし会話と言っても口で話すのではなく、キーボードとディスプレイを使った文字による交信、いわゆる「チャット」である。

概ね5〜20分程度の会話を経て、審査員が壁(パーティション)の向こうにいる機械(AI)を人間であると錯覚した場合、「このAIは(まるで人間のように話すことができるので)人間のように考えることができる」と判定される。つまりチューリング・テストに合格したことになる。

 

長年に渡ってチューリング・テストは数々のAIを退けてきたが、2014年にロシア製のチャットボット(お喋りAI)「ユージーン・グーツマン」が33パーセントの確率で審査員に人間と間違えられ、史上初めての合格者とされた。

ただ最近のAI技術の目覚ましい発達に伴い、それより遥かに高い確率でチューリング・テストに合格するのではないか、と思わせるものも登場している。

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