2023.01.25

【独自】北九州市長選が「麻生太郎vs武田良太のガチンコ戦争」でヤバすぎる…麻生陣営が放った「極秘ペーパー」を入手

現代ビジネス編集部

「二階も九州入り」と呼び捨て

自民党会派が津森氏の擁立を決めると、麻生氏に近く武内氏を支援する自民党の北九州市議たちは、さっそく別会派を結成し対立。選挙戦が始まっても混迷の度合いを深めている。

「麻生氏は、津森氏のバックには、大嫌いな自民党の大物議員がいるから署名をしないという。永田町政治がそのまま、北九州市長選にもということでしょう」(自民党幹部)

麻生氏が「大嫌いな大物議員」というのは、武田良太元総務相。麻生・武田の犬猿の仲は地元でも永田町でも有名だ。

選挙直前のこと、この津森氏の陣営の内部情報を明かす極秘文書を現代ビジネスは入手した。内容から考えると敵方陣営の関係者、すなわち武内陣営が執筆したものである可能性が高い。

この文書には、外部への流出を恐れるためか、【取扱注意】と打たれている。この極秘文書には、津森氏の支援者だという「大物」の名前が続々と登場する。

《1月に菅元総理が(津森氏の)応援に来る予定》
《二階も九州入り》
《西村(明宏)環境大臣も支援のお願い》

くり返しになるが、この文書は武内陣営、すなわち麻生サイドから出たものの可能性が高い。岸田文雄首相を「ど真ん中で支える」と公言する麻生氏にとって、菅義偉元首相、二階俊博元幹事長ら「非主流派」が津森氏を担いでいるのが我慢ならないようだ。

選挙直前の1月14日、極秘文書のとおり菅義偉元首相は北九州市に入る予定だった。だがあまりの地元での軋轢を知り、「ドタキャン」。周囲にはこう話したという。

「麻生さんと武田があんなに揉めているところには、さすがに行けないよ」

菅氏に北九州入りを懇願してきた武田氏も最後は折れたという。

 

この「極秘ペーパー」にはこうも記されている。

《津森も表であまり言っていないが武田と関係があるという話をしていた。(菅氏、二階氏など)大臣関係も(二階派幹部の)武田議員が絡んでいる》

武田とは、福岡県が地盤の武田良太元総務相のことを指している。

麻生氏と武田氏は、衆院の小選挙区が隣同士であることもあって、昔から「犬猿の仲」であるのは永田町でも福岡県でも知られるところだ。

「武田氏の野望は、二階氏の政界引退後にその派閥を継承し、地元のドン・麻生氏にかわって、福岡県を牛耳ることだ。あわよくば麻生派の議員も自派に引き込みたいと考えている。武田氏は、今回、北九州市長選でその足掛かりにしたいと暗躍している。

実際、津森氏はこの武田氏から吹き込まれたのか、先輩官僚らに『麻生氏に虐められている』と吹聴しているそうだ。そんな話も伝わり、麻生氏や武田氏周辺では、北九州市長選の話になるとピリピリしている」(前出・国会議員)

関連記事