「飲み会の後に泊めてもらうだけ」…!45歳会社員が24歳旅行代理店OLに提案した「月4万円の”プチ”パパ活」が招いた大トラブル
「独身時代から酒での失敗は多い方でした」
お酒を飲むと眠くなってしまう、飲み会の帰りに、気付いたら帰宅途中の電車や道端で寝ていた……。酒好きの中には、そんな経験がある人も多いのではないだろうか。たとえ本人でなくても配偶者がそんな酒癖を持ち、頭を悩ませている人もいるかもしれない。
前提として、コロナ禍による飲食店の営業制限から解放され、酒を愛する人間たちが酒場に帰ってきた。さらに岸田総理大臣は2023年1月20日に、新型コロナウイルスを「2類相当」から季節性インフルエンザと同様の「5類」に引き下げる方針を明らかに。酒好きにとっては、好きなお酒を堂々と飲みに行ける朗報にしか過ぎない。
しかし、特に年齢を重ねると若い頃よりも飲酒で眠くなる傾向が強くなることは医学的にも解明されている。
今回は「お酒を飲むと眠くなる」という、本来ではお酒が持つデメリットを逆手に取って「パパ活」の真似事に挑んだ結果、とんでもないダメージを負った45歳の中年男性についてリポートする。

「独身時代から酒での失敗は多い方でした。基本的に記憶をなくすまで飲んでしまうので、朝起きたら財布の中のお金がすっからかんだったりとか。財布があればまだマシで、落としてしまっていたり。携帯電話やメガネも何度紛失したか分かりません。それでもなんとか帰宅はできていたんですよ。帰巣本能ってやつですかね」
そう語るのは、宮崎慎太さん(仮名・45歳)だ。
180cmの長身に清潔感のある短髪、カジュアル系の洋服がよく似合っていて服のセンスも良い。40歳の専業主婦の奥さんと2人の年子を持つ既婚者だが、くたびれたイメージは全くない。
不動産屋に勤務していた経験から不動産財テクの知識があり、投資と不労収入の勉強には熱心。事実、アパート経営で月に数十万円の副収入がある。本業は「準公務員」と言えるような仕事をしているが、なかなかのやり手だ。