24歳旅行代理店OLと「泊めてもらうだけ」の”プチパパ活”を契約していた、45歳会社員が告白…!「あの失敗さえなければ」

「パパ活」をめぐるトラブルが社会問題となりつつある。未成年が巻き込まれるわいせつ事件や詐欺、恐喝事件も後を絶たない。警察沙汰にならないとしても、家庭崩壊につながる場合も多い。

今回、レポートするのは、45歳会社員の宮崎慎太さん(仮名)のケースだ。お酒好きですぐに酩酊してしまう慎太さんは、旅行代理店OL・夏帆さん(仮名・24歳)に、飲み会の後に「泊めてもらう」だけのプチパパ活を月4万円で提案。夏帆さんもそれをOKした。だが、そんなに上手くいくはずもなかった……。

前編記事『「飲み会の後に泊めてもらうだけ」…!45歳会社員が24歳旅行代理店OLに提案した「月4万円の”プチ”パパ活」が招いた大トラブル』から続く。

若い女性にすっかり依存するように……

お酒を飲むと酔っぱらってどこでも寝てしまい帰宅困難になる宮崎慎太さん(仮名・45歳)。スナックでバイトする独身女性の“プチパパ”になることでお酒に酔った際の寝場所を確保したが……。

「夏帆ちゃんのアパートは1Kで、僕はキッチンで雑魚寝。まあ、さほど寝心地が良いものではありません(笑)。それでも深夜でも起きて待っていてくれて『おかえり』の出迎え。朝も僕に合わせて起きて『おはよう』『いってらっしゃい』。そんなことを言われるのはいつぶりでしょうか……。新婚の時の気持ちを思い出しました」

慎太さんが夏帆さん宅を訪れるのは、当初の想定通り週末のどちらか1日のみ。金曜日は夏帆さんがスナックのアルバイト出勤日なので、メインは土曜日になった。慎太さんはいつの間にか、夏帆さんのアパートに宿泊することを前提に土曜日に飲みに出かけるようになっている自分に気付いたそうだ。

Photo by iStock
 

契約通り、本当に終電後から始発までの数時間仮眠を取るだけなんですが、夏帆ちゃんの癒しの『おかえりなさい』の声をちゃんと記憶しておきたくて。だから土曜日の外飲みもそこまで深酒せず夏帆ちゃん宅を訪れるようになりました。時には夜食のおにぎりを作って待っていてくれたことも。だけど夏帆ちゃんは『契約』『仕事』だから僕に優しいだけだ、という意識は常にありましたよ

子育てが一段落して時間に余裕ができた女性が陥りやすい病気の1つに依存症があげられるという。これといった趣味がないため、アルコールや買い物などへの依存率が上昇するのだそうだ。

これは、「イクメン」「マイホームパパ」に徹してきた慎太さんにも同様のことが言えないだろうか。子育てから解放されると同時にまずは元々大好きなアルコールに依存したが、新規に現れた夏帆さんに依存先が分散したことでアルコールへの依存度が低下したとも考えられる。

関連記事