2023.01.28
「田舎出身の東大生」が絶句…入学直後、痛いほどに感じる「首都圏名門校出身者」との“巨大な格差”
バスケ大会がつらかった
大学入学共通テストが終わり、私立大学の入試が始まった。2月下旬には国立大学の試験が控えている。
当然のことながら、いまこのタイミングにおいては、多くの受験生にとって「目の前の試験がすべて」という状況だろう。しかし実際のところ、大学の合否と同様に……というか、合否にもまして重要なのが、「大学に進学してからどのような生活を送るか」ということだ。
受験界の「最高峰」である東京大学でもそれは同じだ。
だが東大には、学生生活を送るうえでの「独特の難しさ」があるという。近年ではそうした難しさも知られるようになってきており、たとえば、さまざまな“東大生あるある”を描いた人気マンガ『東大リベンジャーズ』などでも紹介されている。
数年前に東大を卒業したBさん(男性)は、【前編】「「田舎出身の東大生」が青ざめた…入学直後の「オリ合宿」でいきなり浴びせられる「まさかの洗礼」」で見た通り、新入生の親睦旅行とも言える「オリ合宿」で、学生生活の“スタートダッシュ”における、地方出身の学生のディスアドバンテージを痛感したという。
ここでは、Bさんの経験をもとに、学生生活のスタートにおいて、ありがちなつまずきについて見ていく。ポイントは「地方と首都圏の格差」だ。
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Bさんがオリ合宿を振り返る。
「キツかったのが、バスが着いた越後湯沢でおこなわれたバスケ大会でした…」