8500万円の高級マンション管理員も絶句…35歳「エリート会社員」住人が隠していた「恐ろしい本性」
長年勤めた企業を定年退職した五島雅弘さん(仮名・68歳男性)は、最も安い部屋でも8500万円する都内の高級マンションで管理員として働いている。そこでは1ヵ月ほど前から分別されていない燃えるゴミが捨てられており、管理会社は頭を抱えていた。
調査の結果、1ヵ月ほど前に引っ越してきたエリート会社員の川上博さん(仮名・35歳男性)が犯人だと判明したのは、前編記事『8500万の高級マンションに住む35歳エリート会社員、管理員が見たその「ヤバすぎる素顔」』」でお伝えした通り。誰もが「これでトラブルが解決する」と思っていた……。
「プライバシーの侵害だ!」
ゴミの量や中身などを手がかりにして犯人を突き止めた管理組合が、川上さんにゴミ出しの分別マナーを守るよう通告したところ、彼は予想外の「逆ギレ」を見せる。なんと「そもそもゴミを開封して個人情報を突き止める行為はプライバシーの侵害であり、言語道断だ」と猛烈に怒ってしまったのだそうだ。
「今回はゴミを分別しなおす際に、その持ち主を特定するためにゴミからわかる情報を参考にしましたが、ゴミを開封したのは他にも理由があったんです。
前に近隣の別のマンションで、未分類のゴミが原因で管理員がケガを負う事故がありました。一般ゴミに混じって危険物が捨てられていたことが原因だそうです。それからこのマンションでもゴミの分別についてチェックする目的で、管理会社が個別にゴミ袋を開封して確認するというルールが定められたんです。
危険物が混入していないかなど、ごく簡単にチェックするだけなので、開封すること自体は特に問題ないと思うのですが……」

一般ゴミに危険物が混入していた場合、ゴミ回収にあたる職員が危険にさらされるだけでなく、焼却炉の故障にもつながる。とはいえ、家庭から出るゴミは究極のプライバシーである。マンションの管理員がゴミ袋を開封しても問題はないのだろうか?