「複数の性の相手」「瞑想30分」…世界5大長寿地【ブルーゾーン】から分かった「30歳若返る生活習慣」

冬の寒さに打ちひしがれて、心も体も縮こまっていてはもったいない。いつまでも若々しくいたい。まだまだ人生を謳歌したい。そんな願いを現実に変えるため、今こそ自分自身の総点検を始めよう。

世界が注目する百寿者「センテナリアン」の共通点

長く続いたコロナ禍を契機に、自分の生き方を見つめ直す時間が増えた。生きている以上、人生は楽しまねば損だ。やりたいことを全力でやりたいなら、心も体も若々しく壮健であったほうがいい。

そうなるためのヒントを与えてくれるのが、センテナリアンと呼ばれる百寿者たち。皆、まるで60~70代のような活力が漲っているという。彼らは実年齢より30歳は若い心身をどうやって取り戻したのか。

センテナリアンが多く暮らす長寿地域「ブルーゾーン」の研究を行う、琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野教授の荒川雅志氏が解説する。

「ブルーゾーンとは、サルデーニャ島(イタリア)、ロマリンダ(アメリカ)、ニコジャ半島(コスタリカ)、イカリア島(ギリシャ)、沖縄(日本)の五大長寿地を指します。そこで暮らす百歳を超える『センテナリアン』を調べる中で、彼らの習慣にルールがあり、それが若さにつながっていると判ったのです」

サルデーニャ島、イタリア
 

ブルーゾーンのセンテナリアンは、どのように動き、何を食べ、どんな人付き合いをするのか。彼らの「鉄則」を見ていこう。

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