とまらない値上げラッシュの中、やってくる10年に1度の大寒波。その中で、暖をとりながらもお金は節約していきたい...。電気代とガス代の節約についてのとっておきの裏ワザを、前編記事『知らないと大損…! 爆上がりな「電気代」を節約するための「簡単な裏ワザ」』に引き続き紹介する。
「ロシア帽」と「キャベツ」でさらにあたたかく
衣類や食べ物を工夫することで体温を上げ、暖房の設定温度を下げるのも裏技だ。
耳をすっぽりと覆う(16)ロシア帽を被ると、体温の低下を抑えられる。
「耳は軟骨で形成され、脂肪が多くないため身体の他の部分より冷えやすい。耳の冷えは全身の冷えにつながるため、寒さを感じた時は温めてあげましょう」(インド古典舞踊家の小野雅子氏)
キャベツを発酵させた(19)ザワークラウトは身体を温める効果がある。発酵食品は代謝を促し体温を上げるためだ。

(21)食べる順番を変えるといいと話すのは、冬山を得意とする山岳ガイドの佐藤勇介氏だ。
「糖質は短時間で体温を上げます。その後に脂質、たんぱく質の順で食べると体温が維持されやすい。私は冬山ではココアで糖質を補給してからチーズで脂質を摂り、最後にジャーキーでたんぱく質を摂ります。ガイドする人たちにもこうした順番で食事するようアドバイスしています」