初心者でも覚えやすいシンプルさで、確実に伝わる短い英会話を提案している、オンライン英会話スクール講師・mamiさんによるFRaU web連載「シンプルなのに伝わる英会話レッスン」(毎週金曜更新)。
今回は、スペル(綴り)が似ている英単語について。「affectとeffect」、「bleedとbreed」など、見た目はよく似ているけれど、意味は全く異なります。そこで、いくつかを例に挙げて、それぞれの意味や使い方を解説。読み書きの間違えを防げるようしっかり覚えておきましょう。
★mami流・英語を話すときの心得★
「間違えないように言わなきゃ」と気負う必要は全くありません。一番大事なのは「相手に伝えること」。カタコト英語でも問題ナシ! 「英語がしゃべれないから……」と、困っている外国人を見て見ぬふりせず、積極的に話してみましょう。
スペルが激似…間違えやすい英単語を解説
挙げ始めるとたくさん出てくる、スペルが1文字違いでよく似ている英単語。いざ使うときに、違いがよく分からなくなって「どっち?」と迷ってしまうこともあるかもしれません。3パターンを例に挙げ、それぞれの意味の違いや使い方を簡単に解説していきます。
【1】「beside」と「besides」
【解説】「beside」は「~の側に」、「besides」は「~に加えて・さらに」という意味があり、「s」をつけるかつけないかで、大きく意味が変わります。特に「besides」は、日常会話では文頭に置いて使うことが多いので、覚えておきましょう。
【2】「affect」と「effect」
【解説】この2つの単語は学校でも習ったはず。どちらも動詞と名詞、両方の使い方がありますが、すべて覚える必要はありません。よく使うのは「affect(影響を及ぼす)」という動詞、「effect(効果・効き目)」という名詞です。ぜひ覚えておきましょう。
【3】「bleed」と「breed」
【解説】この2つはどちらも動詞・名詞で使われ、それぞれ意味が違います。「bleed」は、「出血する」「出血」、「breed」は、「繁殖させる」「種族」という意味です。また、「bleed(出血)」の他に「blood(血)」という名詞もあります。一緒に覚えておきましょう。
今週はここまで。mamiさん監修「シンプルなのに伝わる英会話レッスン」は毎週金曜日に更新!
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