2023.02.01

「慌ててカメラを取りに行きました」動物園のパンダの「レアすぎる姿」に飼育員さんが大興奮してしまった理由

ちょっと短めのおみ足にまるいボディ。唯一無二のフォルムを持つ、神戸市立王子動物園のメスのジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」。そのかわいい姿と優雅な所作から、親しみを込めて、“神戸のお嬢様”とも呼ばれています。

愛くるしいタンタンですが、実は現在27歳。人間で言うとおよそ80歳代という高齢パンダ。そして、中国への返還が決まっています。神戸で最後の時間を過ごす、お嬢様の様子を、動物園の休園日である水曜日にお届けします。

うつくしい横顔です 神戸市立王子動物園公式ツイッターより

1段くらいどう?

外の寝台用に新しい階段を作ってから何度目かの休園日。いまだ階段に近づかないタンタンを、飼育員さんはどういう気持ちで見守っているのでしょうか。階段作成の発案者でもある吉田憲一さんに聞くと「気力がみなぎった時に上ってくれたらなぁ……」と、話してくれました。

階段の近くまでは行くんです 神戸市立王子動物園公式ツイッターより

一度、寝台へ上る姿を見てしまうと、やはり期待せずにはいられませんよね。さらに「一段くらいどう? とも思っています」と、本音もポロリ。階段に対して、何か新たな反応が見られたのかうかがうと「周辺を少し気にする程度です」と、吉田さん。タンタンも一応、階段が気にはなるようですね。

気持ちよさそうに寝ておられますね 神戸市立王子動物園公式ツイッターより
  • 『成熟とともに限りある時を生きる』ドミニック・ローホー
  • 『世界で最初に飢えるのは日本』鈴木宣弘
  • 『志望校選びの参考書』矢野耕平
  • 『魚は数をかぞえられるか』バターワース
  • 『神々の復讐』中山茂大