韓国「共に民主党」代表の李在明氏への捜査で、新たな疑惑が浮かび上がっている。
なんと、昨年の大統領選挙の候補だった李在明氏は、北朝鮮の支援を受けようと働きかけていた可能性が持ちあがっているのだ。
事実ならば、韓国の安全保障に大きなネガティブインパクトをもたらし、民主党にとっても致命傷となりかねない事態だ。いったい、何があったのか。
前編『文在寅の後継者、ついに万事休すか・・・捜査は最終段階へ突入！韓国「元大統領候補」にかけられた疑惑の「危険すぎる中身」』につづき、検察の捜査の最新の動向をレポートする！
韓国最大野党に緊張が走っている・・・Photo／gettyimages
疑惑のオンパレード
李在明（イ・ジェミョン）・「共に民主党」（以下、民主党）代表を巡る不正の本丸は、城南市・大庄洞の都市開発事業に絡む不正疑惑であり、これについても、1月28日検察に出頭し事情聴取を受けた。
李氏はその際にも「尹錫悦・検事独裁政治が法治主義と憲政秩序を破壊する現場だ」「検察は真実究明のための捜査ではなく、起訴のためのでっち上げを行っている」と批判した。
また、33枚の陳述書を提出したが、12時間以上にわたる聴取に事実上黙秘権を行使したという。
ソウル中央検察庁の前では、李代表の支持団体と批判団体が集会を開き、双方がにらみ合った。
