「畑作業が出会いにつながることも多く、郊外エリアの調査が増えました」と語るのは、浮気調査に定評がある「リッツ横浜探偵社」の山村佳子さん。

物価高の影響を受け、家庭菜園が注目されている。2023年2月1日、調査会社・矢野経済研究所は『ガーデニング・家庭菜園市場に関する調査』の市場調査・予測についてのレポートを発表した。それには、ガーデニング・家庭菜園の市場規模(生産者・メーカー出荷金額ベース)は、コロナ禍の特需の影響があった2020年度は前年度比104.0%の2,365億円と大きく伸長。その勢いは続き、2021年度も同101.3%2022年度も100.4%と成長を続けていることがわかった。

山村佳子さんのもとに相談に来たのは会社員の浩一さん(50歳)。結婚20年の妻(45歳)との間に、17歳の娘、15歳の息子がいます。物価高を機に妻がパートに出たら、みるみる痩せて美しくなり、家庭菜園教室に通い始めてから、外出が急増。煽情的な下着や、寝室を分けられたことから、浮気を確信する。

前編「物価高のせい?「穏やかな家庭の専業主婦」が別人美女となって生じた浮気疑惑」では、浩一さん夫妻の家庭内での役割分担について紹介した。浩一さんは給料の全額を家に入れ、妻に家事・育児を任せていた。日常的に「愛している、好きだ」と伝えていたものの、妻には根深い体型コンプレックスがあった。

物価高から物流倉庫のパートに出て、ハードに働くことで、妻は10キロ以上の減量に成功し、市販の服が着られるようになる。妻はさらに減量に励み、永久脱毛などの施術を受ける。
家族単位で考えてきた今後の人生、子供たちの成長が心配になった浩一さんは、妻と話し合い、今後の人生のためにも調査をすることを決めた。

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電動自転車で妻が向かった先は…

調査は妻のパートの後から尾行することにしました。浩一さんは、妻の外出が多く「扶養家族の範囲を超えて働いているようだ」と言っていたので、調査費用を考え、朝からの尾行は避けたのです。
しかし、待てど暮らせど出てこない。22時でこの日の尾行は切り上げました。

2日目は浩一さんの自宅から張り込みを開始。都内のこの家は、浩一さんの実家が結婚祝いにくれた土地に建てています。朝7時に浩一さんが家から出ると、15分後に中学生の息子が出てきました。そして、その5分後に妻が出てきます。体重は落としたとはいえ、肉付きがいい脚をデニムに包み、とてもセクシーな印象。ダウンジャケットを着ていても、胸が大きいことがわかります。

電動自転車で向かったのは勤務先ではなく、隣の駅にある古めのマンションでした。
2階の部屋に合鍵を使って入っていきます。ドアから漏れる声を録音していると、妻が朝食を整え、2人で食べているようです。「ゆうじさん(男性)お味噌汁にパンって変じゃない?」と妻が言うと、男性の声で「みーたん(妻)がつくるものはなんでも美味しい」とキス。まるで、新婚夫婦のようにラブラブです。

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