「横浜・湘南オーディション」でグランプリを獲得し、芸能界デビューした高橋メアリージュンさん。2023年でそれからちょうど20年になるといいます。
メアリージュンさんの魅力の秘密に迫る連載「優しさと生きる」、2023年2回目前編では、お金のこともきちんと考えるようになったきっかけのことと家族の話、そして家族で愛したエンターテインメントのことをお伝えします。

高橋メアリージュンさん連載「優しさと生きる」これまでの記事はこちら
 

芸能生活20年目を迎えました

芸能のお仕事を始めて20年を迎えます。これからは芸能のお仕事はもちろん、フードロス削減の活動をきっかけに、SDGsな行動や活動に興味を持っているので、そういうこともやっていきたいです。お仕事になるかどうはかはわかりませんが、瞑想や栄養のお勉強もしてシェアできたらいいなとも思っています。

写真提供/高橋メアリージュン

2月3月は確定申告の話題も出てきますね。私は以前からお金のことはきちんと自分で把握しておきたいと思っていました。確定申告は税理士さんにお願いしていますが、領収書をまとめたりするのは好きなので、封筒に分けて入れたりしています。

税理士さんに怒られたことはありません。怒りにくいのか怒られるようなことをしていないからなのかはわかりませんけど。今年の3月の確定申告の分も、年末と年始に整理した領収書を送りました。最悪でも3ヵ月に1回はやっておかないと、という感じで整理をしています。

お金のことを考えるようになったきっかけ

こうやってお金のことを自分できちんと見るようになったのは、小さい頃父の会社が倒産して貧乏になったことがきっかけです。以前の連載でお伝えした「琵琶湖会議」のことです。その時私は12歳。琵琶湖で家族全員が父からその事実を聞かされました。毎年1回は滋賀から東京ディズニーランドに行っていたような生活から、どんどん小さな家に引っ越すような生活に一変しました。

琵琶湖会議までは、会社を経営しているお父さんのもと、毎年家族でディズニーランドに行っていました 写真提供/高橋メアリージュン