2023.02.18
# 家族 # 親子

43歳シングルマザーが絶句…「夫の連れ子」とくだした「意外な決断」

親権はどちらに…
秋山謙一郎

日常生活では習い事の保護者欄への記入、直近では私立中学入学時の手続きなどで若干の不自由はあったが、それも毎日という訳でもない。

 

「幸い、彼(夫)とは連絡は取れるので。問題はないです」

血の繋がりがあってもそれを拒む実の父。血の繋がりがなくとも実の親以上に、授かった子を立派に育てようとする実の父の再婚相手――。はたしてどちらが子にとって親なのか。家族とは、結婚とは、法とは……といった問題を、あらためて考えさせられる。

(本文部、カタカナ名は仮名)

●法律解説
川邉賢一郎(神奈川県弁護士会所属)

弁護士法人Next横浜オフィス
東京大学卒業。司法修習65期生。主に神奈川県横浜市を中心に、離婚(男性側・女性側)、相続の家事事件のほか、詐欺被害、債権回収、企業顧問等の一般民事事件を手がける。現役プロレスラーとしての顔も併せ持つ。

また、現在漫画アプリコミックDAYSでは、「親権問題」をテーマにした漫画『離婚しない男』(大竹玲二)が連載されている。本作は、獲得できる割合が「約1割」といわれる「父親の親権」をテーマに扱った作品だ。愛する娘を失わずに、不倫三昧の妻といかにして離婚するか奮闘する父親の姿を描く。

本作の単行本第1巻は2月20日に発売となる。

『離婚しない男』©大竹玲二

「親権問題」に興味を持った方は、ぜひこちらの作品も読んでみてほしい。

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