32歳男性が驚愕し即離婚…上司から言われた「妻の知られざる過去」
スピード離婚の現実今や3組に1組の夫婦が離婚する時代。想像もできないような理由で離婚する人たちがいる。【前編】「51歳男性が激怒して離婚を突き付けた…年下の妻がひた隠していた『20年前の経験』」では、20年前に出産していたことが夫にバレて、結婚後1年も経たないうちにスピード離婚したケースを紹介した。
今回も、過去の失敗や行いが原因でスピード離婚した例を紹介する。
過去の失敗が離婚理由に
くたくたになるまで着古した服に身を包み、疲れたような様子で現れたのは杉原美智子さん(30歳)。
「つい去年、スピード離婚した話なんですけど…」
杉原さんは1年前、大企業に勤める高収入の男性との結婚を果たしたという。結婚相談所を通して出会ったそうだ。当時の結婚相手への希望条件は「とにかく収入の高い男性」だけだったという彼女には、どうしても収入を重視しなければならないワケがあった。
「私、借金があるんですよね。1500万円近く。若い頃に都内でネイルサロンを開業したんですけどうまくいかなくて…。見栄を張って家賃の高い場所を借りていましたし、美容系のセミナーなんかもやってみようと、いろいろお金がかかることをやっていたら、いつの間にかとんでもない額の借金になってしまいました」

開業したネイルサロンをすぐに畳んだ杉原さんは、その後、都内の企業で事務員として働き、手取り19万円でなんとか返済と生活を両立させてきたという。
「東京で手取り19万円だと、家賃や生活費を支払ったら手元にはほとんど残らないんですよね。そこから借金の返済をしていくなんて難しいんです。だから、お金のある人と結婚したいとずっと思っていました。日常生活の中でそんな人と出会う機会は皆無なので、思い切って結婚相談所を利用したんです。
収入さえ良ければ年齢も見た目も気にしないって言ったら、意外にもいろいろな候補が挙がって、半年かけていろいろな男性とお見合いをしました。私自身、当時はまだギリギリ20代と若かったのもあって、たくさんの男性が私に興味を持ってくれました。その中で最も収入が高かった、10歳上の相手を選んだんです」
収入の高い男性であれば、自分の借金に寛容的であるに違いない。あわよくば相手にも少し借金返済の手伝いをしてほしい。杉原さんの中ではそんな目論見もあったようだ。