8歳年上の元上司との「職場不倫」で29歳女性が3年間を失った…別れた後に彼が見せた「信じられない行動」
厚生労働省が昨年8月に発表した「令和4年度 離婚に関する統計の概況」を見ると、平成15年以降、離婚件数は右肩下がりの傾向が続いており、令和2年には年間19万組ほどにまで減少していることがわかります。
多様なライフスタイルが尊重され、シングルマザー・ファザーへの支援なども浸透してきた昨今ですので、なんとなく離婚する夫婦は年々増えているのだろうと思っていた方もいらっしゃるでしょうが、実際は年々減ってきているということです。
しかしその一方で、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者が相談を受けてきた方の中には、不倫愛に苦しむ独身女性も少なくありません。彼氏(既婚男性)の“離婚するする詐欺”に引っかかってしまっていたというケースを何度も見てきました。
前編記事『8歳年上のバイト先の店長と「職場不倫」した26歳女性、「妻とは別れる」の言葉にダマされたその「ヤバすぎる悲劇」』に引き続きご紹介する松島仁美さん(仮名・30歳・独身)も、まさに交際していた既婚男性が一向に離婚してくれないというお悩みでした。
“離婚するする詐欺”を振り切り、別れを決心
最初は遊びのつもりで始めた交際も、3年が経過しつつありました。「妻とは離婚する」という彼の言葉を信じて待っていた仁美さんですが、自身が29歳になっても離婚してくれなかったといいます。
「交際中、数ヶ月に1回は離婚・結婚について話し合っていました。彼はそのたびに『離婚するつもりはある』『絶対に仁美と結婚したい』と真っすぐな目で見つめて宣言してくれていたので、不安もありましたが彼を信じることにしていたんです。
でもそういう前向きな言葉を言ってくれる日もある反面、『娘がもう少し大きくなるまでは』とか『妻が不安障害になっているかもしれない』とか、離婚ができずにいる理由をあれやこれやと並べる日もありました」

まさに“離婚するする詐欺”に騙された仁美さんでしたが、精神的疲弊がすさまじく、ようやく彼との別れを決心。