2023.02.17
中国が仕掛けた「現代版アヘン戦争」がヤバすぎる!輸入規制のウラで着々とすすんだ「中国→メキシコ」ルートにアメリカが激怒したワケ
7分ごとに一人が命を落とす危険な薬物が、アメリカで蔓延し恐怖が広がっている。
メキシコルートで流入する麻薬に米政府は取り締まりに躍起だが、実はその原材料は中国産だった。
偵察気球問題で米中関係は亀裂が深まっているが、薬物問題はアメリカ国民の対中感情をさらなる憎悪へと駆り立てている。
前編『習近平がアメリカに「21世紀版アヘン戦争」を仕掛けていた…!中国に狙われた米国・麻薬中毒者のヤバすぎる実態』につづき、危険なレベルに達しつつある米中関係の実態をお伝えする。

中国が原料の供給源
米麻薬取締局によれば、昨年に押収されたフェンタニルは粉末で4.5トン以上、錠剤で5060万錠に上った。
3億7900万人分の致死量に相当し、約3億3000万人の米国人全員の命を奪うのに十分な量だ。
米国で蔓延するフェンタニルの直接の生産者はメキシコの麻薬マフィアだが、その原料を供給しているのは中国だ。