2023.02.24
# 韓国

さらば「反日」…! 韓国で「スラムダンク」が大人気のウラで、いま起きている「意外すぎる異変」の中身

田中 美蘭 プロフィール

どちらも題材的には注目度が高そうな映画であり、期待がされたものの、さほどの話題になっていないというのが正直な印象である。

『英雄』は12月18日に公開後、現在まで315万人を動員しているものの、同時期に公開された『アバター2』が1,058万人と大きな差をつけられ、半月遅れで公開された『スラムダンク』が追い上げている状況である。

そして、先週1月31日の全国の映画館の観客動員数の集計では、『スラムダンク』、『英雄』、『幽霊』はそれぞれ上位10位までにランクインはしているものの、『スラムダンク』が1週間で11万人を動員したのに対して、2本の映画はそれぞれ1万人と勢いが違うことがわかる。

 

韓国で変化が起こっている

ややもすると“反日人気”が高まりそうな映画よりも、日本のアニメ映画が人気化していることは、いま韓国で起きている「変化」を示しているといえる。

そして、『スラムダンク』の後に続く話題の注目作2本が3月に韓国での公開を控えている。

日本を皮切りに『鬼滅の刃・上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が世界各国で上映されるにあたって、韓国でも3月2日に公開されることが決まったのだ。

本作は、3月に始まる「鬼滅の刃・刀鍛冶の里編」のスタートを前に、遊郭編の10話、11話に加え、刀鍛冶の里編の1話という構成で物語が展開される。日本では2月3日より公開がスタートしており、「ワールドツアー」として韓国を含む世界80ヵ国で公開予定とのことである。

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