お笑いコンビ「マシンガンズ」として活動する傍ら、ゴミ清掃員としても働く滝沢秀一さん。2020年には環境省から「サステナビリティ広報大使」に任命されるなど、環境教育にも積極的に取り組んでいます。正しいゴミの出し方から日本が抱えるゴミ問題まで、時事YouTuberのたかまつななさんが話を聞きました。

(取材:たかまつなな、編集協力:塚田智恵美)

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※本記事はたかまつななさんのYouTubeチャンネル「たかまつななチャンネル」で配信された動画の内容を記事化したものです。

ライター1つで、ゴミ収集車が火事に!?

――今日は、私が捨て方に迷っているゴミを持ってきました。まずは「本」なのですが、これは後ろにCDがついているタイプのものです。

滝沢:本は「古紙」にあたるんですが、CDやDVDが付いている場合は取っていただきたいです。CDやDVDの捨て方は、住んでいる地区のゴミ分別に従ってください。多くの自治体では、CDやDVDは「燃える(燃やす)ゴミ」に分類されることが多いですね。ところでその本、赤シートはついていますか?

 

――赤シート、ついています。

滝沢:赤シートも、古紙をリサイクルする過程で邪魔になってしまうので、できれば分別していただきたいです。つまり、大事なのは「再生できるもの」と「再生できないもの」にきちんと分けるということ。たとえば瓶は資源と思いがちですが、香水の瓶だと匂いが他の瓶についてしまったり、汚れが落ちにくかったりするので、なかなかリサイクルできない。その場合は、不燃ゴミに出してもらうほうがいいですね。

――次に「ライター」です。これはどうすればいいですか。

滝沢:必ず使い切るか、ガズ抜きをしてから捨ててください(参考: ライター・ガスボンベ」の正しい捨て方/一般社団法人日本喫煙具協会)。これもお住まいの地区によるんですが、不燃ゴミに分別しているケースが多いですね。ライターを使い切らずに、ガスが残ったまま捨てられると、ゴミ収集車の荷台の中にガスが充満して火災事故につながることがあります。

――ゴミ収集車で火事が起きることがあるんですか。

滝沢:あるんですよ。他にも、中身が残っているスプレー缶や電池類などは発火する危険があります。だから、スプレー缶ならスプレー缶、ライターならライターと、分けて出しておいていただけるとありがたいです。他の不燃ゴミと混ざってしまうと、清掃員が気づかない可能性があるので。