SNSの総フォロワー数は15万人。スキンケア好きが高じて「皮膚の変態」と名乗るようになったアパレル経営者の大野真理子さん。本業の傍ら自身のインスタグラムで行う「変態」ならではのコスメ論評に、美容業界関係者からも注目が集まっています。「真理子会議」と題するインスタライブには、美容だけでなくキャリア相談や恋バナも寄せられ、大野さんがホワイトボード片手に質問返しをする姿は、さながら経営会議のようだと話題沸騰。SNS発、今もっとも気になる美容家・大野真理子さんがリアルな美容を本音で語る連載の第12回目は、年を重ねると悩みが増す「おっぱいの話」。
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「おっぱいは平等」と思う理由
「ほかのことは知らんけど、おっぱいに関しては人生トータルで考えたら誰もが絶対平等になるようにできている」
元グラビアアイドルの友人の言葉である。
華奢な体に天然物のたわわな胸で一世を風靡した彼女も、もう2児の母。
年に数回、互いのファミリーで行く旅行先で温泉につかりながら語り合う話といえば、家族の愚痴か顔と体の老化についてである。
彼女曰く、若い頃に胸が大きいと確かにちやほやされ、必要以上にいい思いをしたこともあるかもしれないが、出産を経験したり老化するとバストは大きいほど確実に下垂する。一方でボリュームのない胸は、年齢を重ねてもずっと服を綺麗に着られるし、手入れも楽じゃないか……という話らしい。
ちなみに、世界一どうでもよい情報であるが、私も胸が人並みよりやや大きいほうである。若い頃はそのおかげで、顔面の得点プラス、多少の加点を頂いていると肌で感じていた。
しかし問題は産後だった。