最近、メンタルが弱っている翔さんにさらに追い打ちをかける出来事があったとのこと。
「上司に呼び出されて注意されたんです。『寂しいからといって、まわりの人間を無理やり食事に誘うのはやめたほうがいい。社内の女性だけでなく、取引先からもクレームが来ている。このままではセクハラ扱いされかねないから気をつけろよ』と。食事に誘っても必ず僕が支払っていたので、相手もよろこんでくれているとばかり思っていたんですが……」
熟年離婚の後遺症でメンタルにダメージを負っただけでなく、今や完全に「ヤバい人」になっている翔さんをよそに、美奈子さんはというと、念願のカフェの開業に向けて張り切って物件探しをしているとのこと。息子の応援も得て、毎日をいきいきと過ごしているそうです。熟年離婚後、夫と妻との生き方は明暗がクッキリ分かれた形になりました。

熟年離婚する前に考えたい3つのポイント
今回のケースのように、それまでの鬱憤が溜まった妻から切り出される熟年離婚に対し、打つべき手があるかどうかは非常に厳しいものがあります。夫は「なぜ唐突に?」と思うかもしれませんが、妻のほうは長年にわたって離婚を考え、計画を練ってきた可能性が高いからです。
そこにいたるまで何度も挽回するチャンスはあったはずなのに、まるで気づこうとしなかった夫の責任は決して軽くないでしょう。