一方で、熟年離婚をまだ迷っているという段階の相談者には、次の3つのポイントをクリアにできるかどうかを基準に考えることをおすすめしています。
1. 離婚後、経済的に無理がないか?
→預貯金、財産、年金など離婚後の生活費や老後の資金の確保は必要。
2. 子どもが離婚に反対していないか?
→子どもが反対していると将来的に経済面や精神面で援助を受けにくくなる。
3. 離婚に際し、不安がないか?
→自由を手にすることへの幸福感がない場合、そもそも離婚という選択が正解ではないことも。
→預貯金、財産、年金など離婚後の生活費や老後の資金の確保は必要。
2. 子どもが離婚に反対していないか?
→子どもが反対していると将来的に経済面や精神面で援助を受けにくくなる。
3. 離婚に際し、不安がないか?
→自由を手にすることへの幸福感がない場合、そもそも離婚という選択が正解ではないことも。
離婚をする際に待ち受けているのは経済的な問題だけではありません。とくに熟年離婚の場合、想像以上にダメージを受けるのが精神的な問題です。
若い頃なら克服できることでも、年齢を重ねると「この先ずっとひとりで生きていけるか?」「離婚したことが周囲に知られても痛手ではないか?」といったことが重くのしかかってくることはよくあります。
だからこそ後悔しないためにも、熟年離婚に踏み切るかどうかは、しっかり見極めたうえで判断する必要があるといえるでしょう。
※登場された方のプライバシーに配慮し、実際の事例を一部変更、再構成しています。
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