2023.03.19
# 節約

今注目のフライパン…簡単でおいしい料理が作れると話題の町工場発「鋳物」フライパンの魅力

朝ドラに登場したフライパン製造

現在放送中の朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)は、東大阪のネジ工場が舞台。パイロットになるはずだった主人公・岩倉舞(福原遥)は、工場経営者だった父の浩太(高橋克典)が亡くなり、社長となった母のめぐみ(永作博美)の元で働き始める。親子と東大阪の同業者たちの奮闘ぶりから、不況時代の町工場の苦闘と技術力が見える。

昭和の時代、日本の家電や自動車が世界に誇る商品に成長することを支えたのは、部品を下請けしたこれら町工場だった。しかし、バブルの崩壊や大企業の工場の海外移転、さらにリーマンショック、と受注減や価格の切り下げが求められることが多く、下請け工場はくり返し苦境に立たされてきた。

 

このドラマでも、リーマンショックで仕事を切られそうになった父が奮起して技術力を高め、反転して会社を大きくする場面があった。

最近の展開では、舞は町工場の技術力を生かした最終製品のコーディネートをする会社を立ち上げている。現実世界でも、苦境を脱するため「下請けのままではダメだ!」、と最終商品の製作に乗り出す町工場が、次々と出てきた。その一つのジャンルが、鋳物工場によるフライパン製造である。

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