2023.03.16
# 事故物件
150軒の事故物件を見て回ったユーチューバー「オウマガトキFILM」が教える本当にヤバい「ワケあり物件」の特徴
チャンネル登録者数49万人、配信される動画はどれも「怖い!」と、話題沸騰中の心霊・事故物件系エンターテインメントチャンネル『オウマガトキFILM』。代表のヒロさんはかつて不動産管理会社に勤務しており、その時の経験を生かしたチャンネル作りにも定評がある。そこでヒロさんに「本当にヤバいワケあり物件」の見分け方について聞いてみた。
家財はそのままで家主だけがいなくなった
心霊系エンターテインメントチャンネル『オウマガトキFILM』は代表のヒロさんを中心に、出演者のトモさん、カメラマンのTさんの3人で運営している。現在、東海地方を中心に活動し、心霊スポットや空き家などを訪れて、そこでの様子をレポートするスタイルでの番組制作を続けている。

彼らのチャンネルの強みは、「ワケありの空き家」や「事故物件」で起きた怪奇現象を数多く配信しているところだろう。大手不動産管理会社での勤務経験があるヒロさんはその経験やネットワークを生かし、一般人がなかなか踏み入れることができない物件も取材している。
『オウマガトキFILM』では、これまで150件以上もの事故物件やいわくつき物件を訪れているというが、実際に動画として公開できたのはごく一部だという。
「その部屋で人が亡くなったいわゆる『事故物件』や、ワケあり物件にも足を運んでいます。実は、何も起きないことがほとんどなんですよ(苦笑)。ただ、何も起きなくても、家主の荷物は残っていて、当時のまま、住民だけがいなくなっている、なんて民家もありました。
テーブルにはご飯が食べかけ、なのにその家に住んでいたはずの家族だけがいない……その状態で1年、2年が経過していていたんです。その日、この家で家族に何があったんだろう……なんてことを考えてしまいました」(ヒロさん、以下同)