2023.03.16
# 事故物件

150軒の事故物件を見て回ったユーチューバー「オウマガトキFILM」が教える本当にヤバい「ワケあり物件」の特徴

週刊現代 プロフィール

国交省が「事故物件」の基準を明確化

『オウマガトキFILM』で公開されている動画に限らず、私たちの身の回りにある物件でも、ごく稀に不可解な現象が起きることがある。

「僕自身、不動産管理会社で勤めていた頃には、『事故物件になった瞬間』に立ち会った経験や『異臭がする』と報告された物件に行くことがありました。年間10~15件くらいでしたかね。『幽霊が出る』と言われた物件も年に数軒ほど行くことがありました」

室内で自然死以外の自殺や他殺などの理由で人が亡くなっていたり、不可解なことが起きる、とされている物件を「心理的瑕疵物件」という。いわゆる「事故物件」だ。

こうした情報はトラブル防止の観点からも、借主には事前に告知されていることになっている。特に先住者の死にまつわる情報については、次の入居者に告知されることが義務付けられるようになった。2021年に国道交通省が「宅地取引業者による人の死に関する心理的瑕疵の取り扱いに関するガイドライン」を策定、告知基準が明確にされたのだ。

 

とはいえ、事故物件であっても気にせず暮らせる人もいれば、隣家であっても「同じ建物内であっても亡くなった人がいるのはちょっと嫌だな」と思う人もいるだろう。当然、何の問題もない「事故物件」だってあるし、「事故物件」に限らず、避けた方がいい物件もある。

一般的な事故物件からワケありの事故物件まで、数々の物件を見てきたヒロさんだからこそ、ピンとくる「ここだけは避けた方がいい物件」について聞いてみた。

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