2023.03.16
# 事故物件

150軒の事故物件を見て回ったユーチューバー「オウマガトキFILM」が教える本当にヤバい「ワケあり物件」の特徴

週刊現代 プロフィール

築浅・最新設備。なのに安い家賃は要注意!

「例えば築浅、室内も綺麗で最新の設備がある。なのに家賃が安い……ここまで聞けば最高ですよね。ですが部屋に入った瞬間、なんかイヤな感じがする物件があるんですね。妙なにおいがしたり、異様に湿度が高かったり。日が当たらない物件もそうです。シンプルですが、そうした物件は特に気を付けてください」

写真はイメージ(Photo by iStock)写真はイメージ(Photo by iStock)

さらに「経験則からですが」と前置きをした上で、その理由をヒロさんが明かす。

ワケありの物件というのは何故か異様に湿気が高いんです。中には日当たりが悪いわけではなくてもジメジメしていたり、床に黒いしみができていたり、壁がかびだらけだったりすることがあるんです。幽霊が出るという場所も、大体はそうでした。なんらかの『いわくつきの部屋』だけはカビだらけだったりするんです。不思議ですよね。

それに夏でも気持ちの悪い冷たさを感じます。そういうところは環境も設備もいい家であっても選ばない方がいいかもしれないです。それに入った瞬間に感じた『いやな感じ』、それを信じてください。最初の感覚が案外正しかったりするな、って思うんです」

家賃の金額も魅力的、物件の条件もいい。一見優良物件と思えるかもしれないが、入ったとき「何かがおかしい」そう感じる物件は注意したほうがいい。

 

「内見をしたときに、その物件に住んでいるイメージができないことってありませんか?その感覚も大事にした方がいいです。古くてもその家で生活するイメージができているのは、その家と自分のなにかが合っているからだと思うんですね。きれいで新しくてもどこか違和感があり、住んでいる想像できない……そんな物件はその家とその人が合っていないのではないか、と考えます

なかには「事故物件」でもいい、と物件を決める人もいるだろう。もちろん、多くの場合は何も起きない。とはいえ、そこを選ぶ際には必ず確認しなければいけないことがあるという。確認しなかったがために後々トラブルに巻き込まれることもあるからだ。

シリーズ第二弾『ヤバい健康被害が出ることも…人気ユーチューバー『オウマガトキFILM』が教える「事故物件を借りる際の重大問題」』では、実際にあった「怖い話」も交え、続けてヒロさんに聞いた。

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