2023.03.16
# 事故物件
ヤバい健康被害が出ることも…人気ユーチューバー『オウマガトキFILM』が教える「事故物件を借りる際の重大問題」
心霊スポットだけではなく、「事故物件」や「ワケありの空き家」などで起きた不可解な現象の動画を公開しているユーチューバー『オウマガトキFILM』。代表のヒロさんは不動産管理会社に勤務していた経験がある。
シリーズ第一弾『150軒の事故物件を訪れたYouTuber「オウマガトキFILM」が気がついた本当にヤバい「ワケあり物件」の特徴』に引き続き、「事故物件」で暮らす場合に注意したいポイントについて尋ねてみた。
「死因」は躊躇せずに必ず聞くべし
気に入った物件が「事故物件」であった場合、必ず確認したほうがいいことがある。マストなのが、「死因」「どこで亡くなったのか」「発見時の状況」だ。『オウマガトキFILM』代表のヒロさんが解説する。

「死因についてなんとなく『深く聞いたらだめかな』と思う人がいるかもしれません。ですが、そこは絶対に聞いてください」
先住者がどういう亡くなり方をしたのかを尋ねることも「事故物件」で暮らすうえでは欠かせないポイントだという。病死なのか、自死なのか、殺人事件なのか。その違いによって、その先の暮らし方が変わってくることもあるからだ。
「まず、健康被害が出ることがあるんです。先住者が亡くなり、発見されるまでの時間は聞いておきましょう。特に夏場、孤独死してしまい、発見まで1~2週間経っていた、という物件は要注意です」
孤独死して、誰にも発見されずに時間が経過すればその遺体は腐敗し、目も当てられない状態になることがある。そんな状態であっても、次の人に貸すために室内に特殊清掃を入れてきれいにし、ときには壁紙や床までリフォームすることがある。だが、表面だけをきれいにしただけでは意味がない、とヒロさんは指摘する。