中国の仲介でイラン・サウジ関係改善、世界は米国抜きで回り始めた

重要なのは今度も「中東の原油」だ
大原 浩 プロフィール

岸田ウクライナ訪問など愚の骨頂だ

ところが現在の岸田政権は、そのジャイアンにペコペコして「ご無理ごもっとも」という姿勢に終始している。

もちろん、共産主義中国、ロシア、北朝鮮などの軍事的脅威と対抗するためには米国との同盟関係は重要だが、日本は「立派な独立国」であり、米国のいいなりになる必要など無いということだ。

例えば、ウクライナのゼレンスキー大統領は米英が喧伝しているような「正義の味方」ではない。

前記「米政府が関与か? ノルドストリーム爆破疑惑のバイデンと『迷走』岸田のコンビでは日本が危うい」3ページ目「ウクライナのひどい腐敗」で述べた状況である。

現在では、凶悪なテロリストと米国がみなしているウサマ・ビン・ラディン(アルカイダ)も、元々はムジャーヒディーンであった。ムジャーヒディーンは当時アフガニスタンにおいてソ連軍と交戦していたため、米国もサイクロン作戦によって武器や資金の提供を行っていたのだ。

 

つまり、現在のウクライナ同様「ロシア(ソ連)と戦うから正義」であり支援するというわけだ。ビン・ラディンが英雄視されるようになったのは、彼が参加した(米国の支援を受けた)ムジャーヒディーンが、戦闘でソ連に勝利したと「宣伝」されたからである。

つまり、ビン・ラディンを英雄として育てたのは米国なのだ。ゼレンスキー氏の今後の「行方」は十分注視する必要がある。

したがって、いくらウクライナ(背後の米国)からせっつかれても、岸田首相はロシアだけではなく、「世界」を敵に回すような「ウクライナ訪問」など行うべきでは無い。

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