2023.03.17
# 野球

大谷翔平が「他人からの説教」に耳を貸さない理由…「自分の言葉」を信じる“絶対にブレない”メンタル

週刊現代 プロフィール

「他の人の意見を頑なに退ける必要はないですが、自分の基準に合致していない場合は、ときに聞き流し、受け流すことも必要になる。でも、多くの人は自分の基準よりも周りの言葉を信じ、流されてしまいます。

年齢に関係なく、歳をとっても流され続ける人もいるなかで、20代であそこまで自らの言葉に忠実に歩んでいる大谷選手は、やはり卓越しています」(加藤氏)

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大谷はどうやって、「自分の言葉」を信じ続けてきたのか。それが浮き彫りになるのが、これまで何度となく繰り返してきた、自分の「伸びしろ」についての発言だ。

〈僕の才能が何かと考えたとき、それは伸び幅なのかと思いました〉

〈そのとき、上手いかはそれほど大事なことではない。この先、どれだけ上手くなるか。いまだに僕はピークではない〉

自分の能力はまだまだ伸び続ける。大谷はそれを信じ、自然と言葉にしてきたからこそ、余計な焦りを感じることなく進化を遂げてこられたのだ。

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