「大谷選手の真の凄さは、自分で仮説を立てて実践し、それを振り返ってまた実践するというプロセスを、今日にいたるまでずっと続けてきたことにある。こうした歩みが凝縮されているからこそ、彼の言葉には、目標を実現し、夢を叶えていく強い力が宿っているのです」(前出の高畑氏)
〈去年より後退することはあり得ないし、してはいけない。まずは去年の成績より前進することが目標です〉
大谷は、同様の趣旨の言葉を、自分に言い聞かせるように繰り返し語ってきた。今年はきっと、本塁打王の勇姿を見せてくれるはずだ。
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『週刊現代』2022年4月16日号より