2022年8月、東京と奄美大島の二拠点生活をスタートしたタレントのIMALUさん。コロナ禍でリモートワークが進み、サラリーマンであっても勤務地に縛られずに住みたい場所に住むことが夢ではなくなってきた昨今。実際に都会から拠点を移したIMALUさんの離島ライフを、ご本人に綴っていただきます。(以下、IMALUさんによる寄稿です。毎月1回更新予定)
これまでの連載を読む→都会っ子のデュアルライフ
バルー、飛行機に乗る
久しぶりに愛犬バルーが東京に戻りました。
家族や友人たちはバルーに会えてとても喜んでいましたが、飛行機移動は毎回ドキドキするので、飼い主にとっては心臓に悪い……。東京には1ヵ月ほど滞在し、先日また奄美に戻ってきました。奄美での生活を始めてからよく「バルーはどうしてるの?」と聞かれることが多いのですが、バルーは基本的に奄美で生活をしており、私が東京にいる時は同居しているパートナーが面倒をみてくれています。
ただ今回は奄美の家を空ける日もあり、私も長期で東京だったため、連れて帰らなくてはならず、仕方なくバルーも都会に戻ってきたのです(笑)。犬を飼ってる方からもよく、「飛行機って犬大丈夫なの?」とか「どうやって連れて行ったの?」などの質問を頂くので、今回は犬との飛行機移動についてお話ししたいと思います。

奄美への引越しを決め、まずはバルーがお世話になっている獣医さんに飛行機移動について相談しました。この獣医さんは、私が小学2年生の頃、初めて犬を飼った時から代々愛犬を診てもらっている方で、今まで色んな事を教えてくれた”犬の大先生”です。奄美大島へ引っ越すこと、そしてバルーも連れて行くことを伝え、「飛行機って今からでも大丈夫ですか……?」と不安げに聞くと、「えー!すごーい!」と驚いた後「飛行機移動、大丈夫ですよ!」と即答してくれました。先生もアジリティという犬と一緒に行う競技をしているため、犬との飛行機移動には慣れていて、「13歳ぐらいまで犬を飛行機に乗せている」と言っていました。
機内で犬を預ける場所は昔のような環境ではなく、現在は客室と同じ空調になっていて、すごく暑い or 寒い時期・時間帯を避ければ大丈夫だそうです。他にも飼い主の送り出し方と到着後の受け入れ方が大切だということ、機内は乾燥するので濡れたタオルを一緒に入れておくといいことなど、アドバイスを頂きました。犬は何事も3回経験すると慣れるらしく、問題なく飛行機移動を3回できたらバッチリとのことでした。
私が利用したJALは犬を入れるクレートを自分で持っていくパターンとレンタルするパターンがあり、私はバルーだけでも荷物いっぱいになるので、レンタルをチョイスしました。ちなみにクレートにつけるお水入れは持参で、事前にネットで購入しました。クレートの中に入れるために、バルーが普段使っているタオルケットと乾燥対策の湿った小さいハンカチも持っていきました。