韓国の「バス事情」
韓国ではソウル市内の路線バス、ソウル郊外からの中距離バス、地方都市への高速バス、それに空港へのリムジンバスなどがよく使われている。私の住む江南駅周辺には、これらのバスがすべて乗り入れている。
江南駅の大通りは市内の路線バスとソウル郊外からの中距離バスが一緒の停留所に乗り入れている場合もあり、いつも混雑している。
ただ、バスの到着時間は“曖昧”だ。
停留所には電光掲示板で「あと何分で到着」と表示されるのだが、時刻通りの決まった時間に到着しない場合が多いように感じる。
たとえば15時10分のバスだから15時に行けばと思うと、14時55分に到着して出発しているというケースもある。その反対も然りだが、遅れてくる分は渋滞が激しいのかと納得もできるが、速すぎるのはどうにもこうにも……だ。
郊外に行くバスが1時間に1本なのに、もしこれが早く来て、早く出ていってしまったら、また1時間待つ羽目になる。