韓国で「唖然としたこと」
以前、郊外からソウルに通勤するのに中距離バスを利用する日本人の知人がSNSで投稿していた。
真冬の寒い雨の日に、バスの屋根に取り付けてある通風口(お盆くらいの大きさの手動式)が開いており、「雨が入って来るは、風は寒いわ」となっていたというのだ。
中距離バスは一旦、高速やバイパスに乗ってしまうと降りるまで止まれないので、その間、通風口近くの乗客はフードでしのぎ、他の乗客は寒さを我慢していたというから、想像するだけでそんなバスには乗りたくないと思ってしまう。
私も日韓を頻繁に行き来していた頃、1時間に1本の空港行きリムジンバスを待っていると、まったくバスが来る気配がないことがあった。朝8時台だったのだがいつもより並んでいて、人も多いので、周囲の人に聞いてみると7時台のバスも来ていないというのだ。
7時台のバスを待っていた数人は話し合い、割り勘でタクシーに乗り込んで空港に向かったが、私は時間に余裕があったので待つことにした。するとリムジンバスが3台連なって登場した時には唖然とした。なんと、9時台のバスまで一緒に3台のバスが来てしまったわけだ。