2023.05.17
なんでこんなにやわらかい…?動物園のパンダの「股関節の動き」が凄まじぎる…!
ちょっと短めのおみ足にまるいボディ。唯一無二のフォルムを持つ、神戸市立王子動物園のメスのジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」。そのかわいい姿と優雅な所作から、親しみを込めて、“神戸のお嬢様”とも呼ばれています。
愛くるしいタンタンですが、実は現在27歳。人間で言うとおよそ80歳代という高齢パンダ。そして、中国への返還が決まっています。神戸で最後の時間を過ごす、お嬢様の様子を、動物園の休園日である水曜日にお届けします。

やわらかパンダ
公式ツイッターにアップされた、ぺったりとあしをのばした状態で休んでいるタンタン。「ジャイアントパンダは基本、股関節が柔らかいし、柔軟性もありますよ」と話すのは、飼育員の梅元良次さん。

パンダは、ほかの四足歩行の動物と比べても、だいぶ股関節が柔らかいのだそう。
「パンダ座りも柔軟性がないとできませんからね」(梅元さん)
腰を落として背中をつけて座る“パンダ座り”はパンダ特有のもので、ごはんを食べているときによく見られます。これだけでなく、パンダが得意とする木登りをする時も、股関節の大きさや、やわらかさが大切になってくるようです。
